まのぱぺ相談室

きみたちは可能性の塊

9月の保育園訪問で感じたこと

こんにちは、まのです。
前回の記事で僕が月1回行かせて頂いている保育園への訪問・助言の概要についてお書きしました。(前回の記事はこちら↓)

今回は直近で行った日に感じたことなどを挙げていきたいと思います。
個人が特定されるものではないとはいえ、個別の内容を挙げるのは避けさせてください。
大まかな話にはなりますが、僕自身の振り返りの機会としても大切ですのでここに書き記します。

ベイビーって誰?

まず最初に言っておきたいのは、毎度のことながらお子さんたちの成長に驚かされました。
今回は諸般の事情により訪問が約三か月ぶりと、通常より間隔が空いてしまいました。
その分、これまでも成長に驚かされていたのですがより一層驚きました…特に年長さんぐらいになるとグッと体格も力強くなっているのが分かります。
見た目だけでなく、精神的にも少しずつ大人になっているのを感じました。

ちょっと笑ってしまったのは、お子さんたちが「ベイビーいないの?」としきりに聞いてくることです。
「ベイビー!」「ベイビー!」と口々に連呼しており…事情を知っている僕からするととても微笑ましい光景でした。

実は、いつも一緒に訪問している同僚がいるのですが今回はお休みでした。
その同僚は先日子どもが生まれたのですが、お茶目な園長先生が「〇〇先生はベビーが生まれたんだよ」と以前教えていたのです。

子どもは大人の想像のつかない発想をするもので…なぜか子どもたちは、〇〇先生=ベイビーと覚えたようでした。
いや、単純に響きが覚えやすかったんでしょうね(笑)

しっかりいない先生まで覚えてくれていること、親しみをこめて(多分)ベイビーと言って盛り上がってくれている姿に癒されました。

良くも悪くも予想通りにいかない

三か月ぶりということもあって、お子さん方の変化もそれぞれです。
前回までで少し心配していたお子さんがグッと成長を見せていたり、一方でこれまで集団生活の中で適応しているように見えていた子が癇癪を頻回に起こすようになっていたり…

子どもというのは、一進一退しながら成長していくのが自然なのだそうです。
大人でも調子にアップダウンがありますし、それがまだ成長途上のお子さん方であればなお当然のこと。さらに、不調があっても助けを求めることが難しかったり、不調を自覚することすらままならない年代ですので…。

しかし、こうした壁に見える経験も成長の中で必要なことだったりします。
生きていくうえで失敗をしないというのはありえないですからね…たくさん失敗して、失敗しても良いと思えること。周囲が失敗を責めずがんばれたことを認められる環境にあること。

この日々の積み重ねの中で、ある日蓄積されていた経験が弾けたようにグッとまた大人になったりする。
成長はこれの繰り返しなのだろうと思います。

僕などは第三者として関わっているので長期的な目で見て成長を待ったり、大人が焦らないことの大切さを知っているつもりですが。

とはいえ先生であったり、もっと言えば保護者の方であれば壁を感じたときに焦らないでください、というのは無理な話でしょう。
常日頃思いますが言うは易し、行うは難しです。

ですがだからこそ、第三者の目線や話をすることに意味があるとも思います。

今後も1人1人に目を向けながら、そのうえで冷静に客観的な視点からの助言もできるよう活動を続けていきたいと思います。
こうした実地での関りは、オンラインカウンセリングの中でも必ず生きると思っていますので。

たくさんお子さんたちに学ばせてもらいながら、僕からも園児さんや保育園に経験を還元していく。それがまた当相談室の相談者の方にも生きた支えになることができれば、これほど良い循環は無いと考えています。

今後も訪問は続きますので、毎回になるかは分かりませんが定期的に様子をお伝えしていけるとよいなと考えています。
ではでは、今回はこの辺りで失礼します。実は今回では廻りきれなかったクラスなどもあり…次回も気が引き締まるやら楽しみやらの心境だったりしているところです。

まの☆言葉と発達障害と心の専門家さん

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