こんにちは、まのです。
まず最初にお伝えしておきますが、当相談室は女性も男性もご利用可能です。
と言いますか、女性の方の方が割合としては多くご利用頂いています。いつもありがとうございます。
ではこの記事のタイトル「男性専用カウンセリング」ってどういうことやねん…と疑問に思われた方。まったくもって当然の疑問ですので胸を張ってください(?)
以下から説明させて頂きますが…先に結論を上げておくと『男性ならではの悩みに特化したカウンセリング』というものがあってもいいのではないかな、というのが主旨です。
先日、牛角が女性の食べ放題を半額にして炎上した一件などを思い返すとなかなかデリケートな話題かもしれませんが…
男性ならではの悩みを相談する窓口、って意外と世の中に無いと思うのです。
その窓口を分かりやすくするために、ここはひとつ名乗りでてみよう、というのがこの記事での試みですね。
男性専用カウンセリングってそもそも何?
実はこの男性専用カウンセリングという形式、僕が作りたいと以前から思っているサービスなのです。
カウンセリングという言葉からは、心療内科や精神科にかかるかどうかぐらいの深刻なメンタル不調、あるいはその一歩手前の方が対象とイメージされる方が多いかもしれません。
ですが、当相談室ではもう少し広いイメージも含めて活用して頂いて良いと思っています。
お悩み相談室、という言葉にすると想像しやすいかもしれませんね。
男性専用お悩み相談室…つまり、普段なかなか人に相談できない、男性が男性同士だからこそ分かり合える悩み、同性だからこそ話せることを相談する場ですね。
たとえば性の悩み、恋愛の悩み、薄毛や体毛、身長など含めた容姿に関する悩み、孤独感や親の介護問題、夢、人生設計、健康に関する悩み、仕事の悩みなどなど…
人になかなか言えないけれど、だからこそ深刻で行き場のない悩みってあると思うのです。
そこで構想にあるのがこの男性専用カウンセリングです。
たとえば↑に挙げたような悩みを、勇気を出して「よし相談しよう!」と思ったとして、ではどこに…という問題が次に立ちはだかります。
そこで当相談室の良いところが生きてきます、それは電話でかつ匿名でも相談ができるということ…僕自身、プロのカウンセラーであると同時に悩み多き男性の1人でもありますから…カウンセラーとしての資質+αで役に立てることもあると思うのです。
この構想、けっこう知り合いと話しをする中では好評でして…作れば需要があるのではないかと感じています。
ではなぜここまで考えていて男性専用カウンセリングを作らないかというと…単純にマンパワーの問題です。
当相談室はまず、発達障害専門カウンセリングとしてR6年8月にオープンしたばかりです。
男性専用カウンセリングのホームページを新たに作る、時間も体力も資金もありません( ;∀;)
そもそも僕1人で運営しているわけで、まのぱぺ相談室と男性専用カウンセリングサイトの予約が被らないようにする必要がある、となるとシステム構築も必要でしょうし…
といった事情からサイトの構想はありながらも設立には至っていないという状況でして。
そこで思いました…ならここに宣言してしまおう、と。
そんなノリでいいのかと思われるかもしれませんが、それで必要な方のところにこうした相談の場があるという情報が届くのならいいだろう、と僕は思ったのです。
相談を申し込むのに特別な手続きは必要ありません。
通常のまのぱぺ相談室のご予約メニューから、予約フォームに入って頂いてご予約を頂ければあとはその日時に僕からお電話をさせて頂きます。
さすがにまのぱぺ相談室のトップページに『男性専用カウンセリング受け付けています』と書くと、発達障害などの相談のために来られた方からすると混乱のもとになってしまうので…ここにこうして掲載するという手段をとった次第です。
カウンセリングでも相談でも、上手に使いこなせばいい
ところで記事前半でも出たので少し触れておくのですが…カウンセリングという言葉のイメージの難しさ、というものを日々感じています。
まだまだ日本はカウンセリングというもの自体が欧米と比べて定着していない現状ですが…(国によっては、歯医者に行くのと同じぐらい日常的なこととしてカウンセリングが存在しています)
思うに、カウンセリングというのもへのこれまでの接触の機会の少なさに加え、日本の文化や傾向から以下のような考えもあるのかなと想像します
1 誰かに話して助けてもらおうだなんて甘えだ。
2 話して何か現状が変わるの? 解決するの?
3 自分はカウンセリングが必要な状態じゃない、もっと苦しんでいる人は他にいる。
4 話をするだけでお金を払うなんておかしい。
5 カウンセリングは病気の人が受けるものだ
などなど…他にたくさんあるのでしょうがパッと思いついたものだけをひとまず挙げてみました。
これらについては確かになあ…とカウンセラー側でありながら思ったりします。
僕自身、自分が病院に就職して対人援助の仕事をし、公認心理師の資格をとりカウンセリングも受ける経験もする中でカウンセリングの有用性を実感してきた経緯があり…これらの経験が無かったらカウンセリングというものは縁遠い世界だったかもしれないと思います。
ですが一方で、人に話したいという欲求、AIに聞いても分からない悩みの答え、病院では対応してもらえない病名のつかない悩み…といったものが溢れてきている時代だと思います。
背景にはSNSの普及によるリアルな人間関係の作りづらさや、地域との関わり、核家族化など様々な情勢が関わっているのでしょう。
サードプレイスや斜めの関係といった言葉を聞いたことがあるという方もおられるかもしれません。要は、仕事や家庭以外の自分の居場所、近すぎないながらも親身になってくれる他者、というものが作りづらい現代なのだと思います。
これらの隙間を埋める力が、カウンセリングというものにはあると思っています。
カウンセリング、あるいは相談役と言ってもいいと思います。どうしてもカウンセリングというと役割に先入観がつくといいますか…「カウンセリングとはこうあるべき」というイメージをお持ちの方もおられるかもしれませんからね。
もっと柔軟に、相談者の方のニーズに合わせてお話しができるという意味で、当相談室では「身近な相談からカウンセリングまで」というフレーズをトップページにも記載しています。
いずれにしても、名前のイメージで使える手段を使わない、というのはとても損だと思うのです。
大切なのは苦しいときにいかに自分を上手に守るか、困難と向き合う正しい知識やテクニックを知っていくか、というところですので…
カウンセリングだろうと相談だろうと、名前は違えど目的は同じだと思っています。
何か悩みやお困りごとがあって苦しんでいるという方は、ぜひ先入観やイメージにとらわれず、1つのツールとしてカウンセリングを使って頂けると良いかなと思っています。
それぐらい、今の時代を生きるって大変なことですしメンタルケアが大事な世の中ですので。
最後は男性専用カウンセリングから少し離れましたが…今まさに悩みやストレスで苦しいという方はぜひ僕でも僕でなくても良いので、上手に使える手段を使ってくださいね。
早め早めに手を打つことで、とれる選択肢が増えたり、結果的により早く良い方向に向かえたりと何かとメリットが多いですから。
必要な方のところに、必要な助けの手段が届くといいな…とまのは日々願っています。
まの☆言葉と発達障害と心の専門家さん