こんにちは、まのです。
今回は僕自身が使って良かったアイテムについてのお話しをしたいと思います。
初めに言っておきますが、当相談室のコラムはアフィリエイト(簡単に言うと広告)をしていませんので紹介されている商品を買われた方がいても僕には1円も入りません。
アフィリエイトにしてそこに利益関係が生じることで、一気に記事が嘘くさくなってもいけませんので…今後も当サイトでアフィリエイトを導入する予定はありません。
ですのでここでお伝えするのはそのまま正直な僕の感想であり、それ以上でもそれ以下でもありません。
もちろんこの記事を見てスマホロックボックスというものが気になって買われた方が、それで精神的に安らぐことができたら嬉しい限りではあるんですけどね!
まずは僕が使ったアイテムのご紹介
百聞は一見に如かずということで、実際に僕が使っていた商品を貼ってみます。
このアイテムを使ってまでスマホを手放すメリットについては後ほどお書きしますね。
ちなみに使っていた、と過去形なのは、現在は悲しいかな仕事上スマホが手放せなくなってしまったもので…実際にこのアイテムを使っていたのは1年以上前のことです。
見た目もかわいい彼、その働きぶりもなかなかに可愛げがあるものです。
この箱の役目はスマホを檻に閉じ込め逃がさないこと。
スマホをこの箱の中に入れ、タイマーをセットしてしまえば指定した時間が来るまでは決してスマホを逃がしません。
持ち主がいかにスマホを逃がそうと(手に取ろうと)頑張っても、健気にフタを閉じてしっかりロックしてくれます。
要は、スマホという誘惑を断ちたいときに頑張ってくれるスーパーストッパーなのです。
僕は心の平穏が欲しくてスマホ断ちをしたい、となったときに使いましたが、本来は記事トップ画像の猫のように、勉強などに集中したいときにも使える(というかそっちが主?)アイテムです。
一応緊急事態用に2回まではロックを解除できる手段があるそうです。また、電話の受話だけは箱の外からもできるようになっているカワイイやつです。
※ あくまで僕が使っていたボックスの機能を書いているので、全てのスマホロックボックスに同じ機能があるわけではありません。
スマホロックボックスを使った効果
さてここまで読まれて、こう思われた方も多いのではないでしょうか。
「たかだかスマホをガマンするために大げさな…」
「こんなの自分の意思でなんとでもなる。お金がもったいない」
思いますよね?思いませんか? 僕はバリバリ思ってました…。
正直なところ、そもそもこのボックスを使う前からスマホは触らない時間を作っているつもりでした。そして、実行できているつもりだったんです。
が、このボックスを使ってみて衝撃だったんですが…。
スマホの制限、ほぼできていませんでした( ;∀;)
意識していないときと比べれば、意識しているときの方がそりゃあいくらかは触る回数は減っているのでしょう。
ただ、ロックボックスを使って物理的にスマホを遮断したところ、初めて気づいたのです。
あまりにもナチュラルに「スマホ…あ、今は箱の中か」「スマホ…ああ、だから今触れないんだってば」というループを繰り返してしまうのです。
そして、箱の中にあるというのは想像以上に頭を切り替えさせることに効果的で「箱の中にあるんじゃしょうがない、他のことをしよう」と特にストレスもなく考えることができました。
ではでは、そうまでしてスマホ断ちをしたときにどんな心境になるのか。ここからは僕が感じたことを書いていきます。
スマホ離れした効果① 頭を休ませられる時間が増えた
まず1つ目はこれ、頭つまり脳を休ませられる時間が増えました。
メンタルケアに十分な休憩が必要なのはもちろんのこと、あるいは仕事の効率性アップというバリバリ働きたいときにしても脳の休息は大切なポイントです。
我々現代人の大半は、ヒマさえあればスマホに手が伸びるようになってしまいました。
一見すると仕事や作業から離れ、スマホを見ている時間は脳が休めている…と思うかもしれませんが実際には休めていません。
むしろスマホを介して目まぐるしくやってくる情報を処理するため、頭も疲れときに心も疲れ、目も疲れます。目が疲れると体が疲れ、体が疲れると脳が疲れる…悪循環です。
僕自身、ちょっとした隙にスマホを触れないとなったときには…最初は隙間時間の多さに驚きました。
でもすぐに、その隙間時間でできることの多さにも驚きました。
目を閉じて休むのも一つですし、簡単にデスク周りを片づける、窓の外の景色に目をやる、ストレッチや軽い運動をしてみる…これらはリフレッシュにもなりますし建設的な行動ができていると実感しやすく達成感も得られやすかったです。
スマホが普及する前はこれが自然な日常だったはずなのですが…いかにスマホ中心の生活となっているかに驚きました。
精神的に疲れているとき、抑うつ傾向になっているとき…こうした生活のペースダウンはとても大切な向き合い方の1つです。
疲れきってしまう前から、物理的に触れないようにすることでスマホに触れる機会をコントロールする、という方法が選択肢にあってもよいでしょう。
スマホ離れした効果② SNSなど情報過多を防ぐことができた
2点目に大切なことは、インプットする情報の制限です。
僕は常日頃思うのですが、現代社会というのは必要なものから不必要なものまで情報が溢れかえっています。
それはときに、ピンチを乗り切る知恵を得られるメリットもあるわけですが…一方で背負わなくていいリスクも背負うことになります。
聞きたくないネガティブな情報、誰かの悪意、マウントの取り合い、望んでいないネットニュースの見出し、あなたはそれで大丈夫?と煽ってくる不安ビジネス…
人間社会で生きていくうえでは、ある程度避けられないものではあるものの、もはやスマホ(他のメディアも多々ありますが)から流れ込んでくる情報量は人が真っ当に処理できる量を遥かに超えてしまっています。
一説によると、現代人が一日で得る情報量というのは平安時代の人が一生に得ていた情報量と同程度なのだそうです。
そんなもん…そりゃあ脳がパンクしてストレスを抱えて当然です。
ちょっとそっとしておいて!って感じです。
上で書いたような、いかにも心理的にネガティブになりそうな情報はもちろんのこと、情報量そのものの時点で人が安らかに生活できる許容量を超えてしまっているのかもしれません。
なにも全て情報断ちして山奥に閉じこもる、という必要はありませんが…ときにはこうした情報から離れてみるのも良いでしょう。
これに関しては、僕の感想としてはスマホロックボックスを使っていた当時、というよりSNSを日常的に使っていた当時と今とで違いを感じるのでその視点から書きますと。
これはごく個人的な意見ですが…Xは使わなくなって本当に良かったと思っています。
もちろん、有益だと感じる方や娯楽、リラックスの源として使われている方に関して否定する気はありません。
ただ僕個人としてはXはどうにも性に合わず、1か月に1度開くかどうかといった状態です。
なんというかあえて細かいことは言いませんが、見ていてしんどいんですよね。
まあXだけを悪者にしてしまうのもどうかとは思いつつなんですが…とはいえ、『辞めたいのについ続けてしまう』というコンテンツがある方は、スマホロックボックスというアイテムを使ってみるのも良いかもしれないな、と思ったりします。
ちなみに、もしもこうして情報源から離れた時に『やることが無いばかりに考えたくない悪いことばかりが頭に浮かんでしまう…』という状態の方は黄色信号かなと思います。
その時点でかなりのストレス下であり、心身共に疲れきってしまっている可能性が高そうです。
その場合は無理せず、僕でもいいですし他の方でもいいのですが専門家にも助けを借り、ご自身にあった休息の取り方というものを考えても良いかもしれません。
なんだか最後の最後で、僕自身が『不安を煽る人』みたいになってしまって申し訳ないのですが…でもこれは事実として大切なことなので書かせてくださいm(__)m
おわりに
以上、スマホを制限することによるメリットを中心に書かせて頂きました。
これは本当に心底思っていることで…実際、僕は今でもスマホロックボックスにスマホを放り込みたいと思うことがしばしばあります。
ただ残念ながら、個人事業主という立場になってからスマホは手放せなくなってしまいました。
明確な休みが設定しづらいもので…それはそれで問題なのでしょうが、まあここではひとまずその話は置かせて頂いて。
お伝えしたかったのは、スマホを手放せる状況下にある方を僕は羨ましいと思っているということです。
スマホを手放せない事情がある方はやむを得ないわけですが…そうでない方で、心のどこかでスマホから離れてみたいと思っている方。
お金を払ってスマホロックボックスを買うかはともかく、スマホ離れにチャレンジしてみるのもいいかもしれませんよ☆
まの☆言葉と発達障害と心の専門家さん