こんにちは、まのぱぺ相談室のまのです。
今回は、僕個人の活動についてのご報告をさせてください。
実は今年度から、「全国障害者問題研究会(略して、全障研)広島県支部」の事務局員を務めさせていただくことになりました!
「全障研ってどんなところ?」と思われる方も多いかと思います。
かくいう僕も、昨年末にお声がけを頂くまで存じ上げませんでした…勉強不足で恐縮です(^_^;)
全障研は、障害者の権利を守り発達を保障することを目的に、1967年に結成されたとても歴史のある会です。
今年でちょうど60年目を迎えます!
全国の都道府県ごとに支部があり、約3,500人の会員が活動しています。
つい先日(2026年8月)滋賀県で開催された第60回全国大会には、全国からなんと1,600人もの方が参加されました!
僕は日程的に厳しく参加を見送りましたが…。
大変長い歴史をもつ会ですし、僕が簡単に説明するのは憚られるのですが…
それでもどうにかこうにか簡潔にお伝えするなら、障害のある方やそのご家族が「もっと自分らしく、安心して暮らしていくためにはどうすればいいか?」を、いろんな立場の人が集まって一緒に考え、学び合う場。と言えそうです。
一つのご家庭や一人の支援者だけで悩みを抱え込むのではなく、職種や立場を超えて地域のみんなで知恵を出し合おうという、とても力強いつながりのある場です。
■ 事務局員になったきっかけ
今回事務局員になったのは、広島県支部事務局の南家さんという方からお声がけいただいたのがきっかけでした。
南家さんは、これまで何十年も様々なボランティア活動に尽力され、全障研の事務局としても20年以上貢献されている大ベテランです。
実は南家さんはインターネットラジオのパーソナリティとして毎週発信されていて、以前僕もその番組に呼んでいただいたことがあります。
(その時の様子はこちらのコラムに載せています)🔗 https://manopape-soudan.com/archives/5878
こうしたご縁もあり、僕自身も地域での活動にもっと深く関わっていきたいという思いから、事務局員として参加させていただくことになりました。
■ 具体的な活動内容は?
事務局員としては、裏方として会を支える役割を担っています。
毎月の会報誌発送の事務作業をはじめ、運営会議への参加、研修会の運営スタッフ、そして研修会の報告書を会報誌に掲載したりと、日々微力ながらお手伝いをさせて頂いています。
とくに直近では、10月に控えている一大イベント「ふれあい障がい者登山」の準備や周知に力を入れています!
これは20年以上も続いてきた歴史あるイベントで、参加される皆さんが安全に楽しめるよう、スタッフ一丸となって準備を進めているところです。
ふれあい障がい者登山については、このコラムの一番最後に詳細を載せているのでご興味がある方は要チェックして頂けると嬉しいです(*’▽’)
■ 医療の枠を超えて「人が生きる」を考える
僕が個人的にこの活動でとても楽しみにしているのが、勉強会への参加や、そこで出会う多職種の方や当事者の方、ご家族さん方との情報交換です。
これまでも何度か全障研の勉強会に参加させていただきましたが、そこで中心となるテーマの一つに発達保障という言葉があります。
これは、「どんなに障害が重くても、人は一生を通じて発達し続ける権利があり、それを社会全体で保障していこう」という大切な考え方です。
言語聴覚士・公認心理師として、僕がこれまで主戦場としてきたのは、主に医療的視点からの支援でした。
しかし、教育や福祉といった違った角度から発達保障について学ぶ中で、「障害とは何か?」にとどまらず、「健常者とは何か?」「人が生きるとは何か?」「幸せとは何か?」と、深く考えさせられる場面がたくさんありました。
こうした本質的な問いに向き合うことは、まのぱぺ相談室というあらゆる対人援助を行う場面において、必ず活きる考えだと強く感じています。
さらに、全障研には特別支援学校の先生をはじめ、多くの教職員の方々も参加されています。
これまでゆっくりお話しする機会がなかなか無かった先生方から、学校の外でリアルな生の声を聴かせていただけるのは、僕にとって本当に貴重で勉強させて頂ける機会となっています。
■ まのぱぺ相談室を利用される皆さんへ還元できること
まのぱぺ相談室には、発達障害の当事者の方やご家族、愛着障害やメンタル不調で悩まれている方など、本当に幅広い方のご相談が寄せられます。
障害の有無にかかわらず重要なことの一つに、「その方の真のニーズは何か?」に辿り着けることが挙げられます。
こちらの考えを押し付けることなく、丁寧にお話を伺い、ご本人の願いを叶えるための気づきを一緒に共有していくこと。
全障研には、当事者の方、何十年も向き合ってきた大御所の先生方、ご家族、ボランティアの方など、実に多様な方が参加されています。
この活動を通して多くの方と関わりをもたせて頂くことは、まのぱぺ相談室に依頼を下さる方お一人お一人に合わせた、より柔軟な関わりにつながります。
これからも、相談室の中だけにとどまらず、地域での活動や学び合いを通して自分自身をアップデートし、皆さんにしっかり還元していきたいと思っています。
■ 最後に:10月4日(日)「第22回 ふれあい障がい者登山」のお知らせ!
コラムの最後になりますが、10月に予定しているイベントについて告知させてください。
今年で22回目を迎える、ふれあい障がい者登山を開催します。
今回の舞台は、瀬戸内海の多島美を一望できる広島市安芸区の絵下山(えげさん)です。
「山登りは体力的に不安…」という方もご安心ください。登山のベテラングループやまぼうしの皆さんや、ボランティアスタッフがしっかりサポートに入ります。
車イスの方も、視覚障害のある方も、安心して楽しんでいただけるバリアフリー(車いす)コースもご用意しています。
もちろん、障害のない方も大歓迎です!
頂上では、やまぼうしさん特製の豚汁も楽しめます。みんなでワイワイ、秋の自然と美味しいご飯を満喫しましょう!
【イベント詳細】
- 日時: 2026年10月4日(日) ※荒天時は中止となります
- スケジュール: 9時15分にJR広島駅北口(新幹線口)・ブロンズ像「朝」前に集合・受付。15時に同場所で解散予定です。
- 目的地: 絵下山(標高593m・広島市安芸区)
- 参加費: 一般 1500円 / 高校生以下 1000円 / 現地集合 300円(集合から解散までの交通費、豚汁代、ボランティア保険などを含みます)
- 持ってくるもの: 弁当、飲み物、汁わん(豚汁用!)、障害者手帳、敷き物、カッパ又は傘、保険証の写し、雨具・防寒具など
- 申込締切: 9月18日(金) ※申込多数の場合は締切前に終了する場合がありますので、お早めに!
【お申し込み・お問い合わせ先】 全国障害者問題研究会広島サークル 事務局
- メール:sakasama62@gmail.com(担当:下田)
- 電話(携帯):090-1356-5862(担当:南家/なんげ)
- FAX:082-236-9393
参加をご希望の方は、ぜひお気軽にご連絡くださいね。
僕も初めての参加です、今からちょっと体力をつけておいた方がいいかな…とややドキドキもしています(笑)
皆さんと一緒に秋の山を楽しめるのを楽しみにしています!
この記事を書いた人:まの | 村上景将 (まのぱぺ相談室代表)
【保有資格】
言語聴覚士 (国家資格) / 公認心理師 (国家資格) / 正規Keep Safeインストラクター修了
【主な経歴・実績 (臨床経験10年以上)】
- オンラインカウンセリング実績300件以上
- 元・看護専門学校 非常勤講師(リハビリ概論/言語・高次脳機能障害などを担当)
- 急性期病院での小児~成人リハ (失語症、嚥下、高次脳機能障害)
- 1歳~18歳までの支援 (発達障害、ことばの遅れ、吃音、緘黙、学習障害など)
- 重症心身障害児・者リハビリテーション
- 保育園へ毎月訪問し、保育士さんとの意見交換業務を継続中
- 学会での発表実績あり (令和8年も無事発表できました!)
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