こんにちは、まのです。
今日は当まのぱぺ相談室で対応させて頂いている、電話相談について取り上げてみたいと思います。
当相談室では電話相談とメール相談、2つの方法で発達障害(神経発達症)もそれ以外がテーマの内容もいずれもお受けしております。
電話相談となると、声も含めたコミュニケーションとなるため電話と比較してニュアンスを共有しやすいという点がメリットの1つと言えるわけですが…
日本ではまだまだ電話相談やカウンセリングという方法はメジャーではなく、初めてでハードルが高いという方もおられるのではないでしょうか。
今回はそんな方々が少しでも電話しやすくなると良いなと思い、電話相談をされる方が少し気楽になれればいいな…という記事を書かせて頂きました。
もちろん電話自体が苦手な方や、自分のペースで日をまたいでやりとりを進めたい、という方はメールという方法もありますのでそちらも別途ご活用ください☆
では以下より、電話相談についての記事スタートです。
コツ1 飲み物を用意しましょう
さてまずは大事なこと。飲み物を用意しましょう。
なんだそんなことか、と肩透かしの方もおられますか?相談したい内容を頭の頭の中で整理してメモにまとめて…と、もしかしたらそんな準備を想像された方もおられるかもしれません。
ですがまあまあ、リラックス大作戦のために環境を整えるって大切です。
相談内容は電話を始めれば、あなたにとって大切なこと・伝えたいことから順に自然に口から出てくるものですので…それよりは物理的な環境を整えておこうという作戦ですね。
どなたにも共通してオススメしておきたいのがこの、飲み物を準備!ということです。
どれぐらいオススメかというと、当サイトのQ&Aにも書いているぐらいです(笑)
↓のスクショのようにですね。
実際のところ、電話相談は最長でも2時間です(さらに延長をご希望の場合は例外もありますが)ので飲み物が無いと喉が渇いてどうにもならない…なんていうことは少ないですが。
①リラックスにも効果的。お好みのお茶やジュース、コーヒーなど用意しても良いですね。
②喉が楽。悩みや不安を話す中で、つい緊張したり交感神経がオンになったり…そんなとき飲み物があると癒しです。
といった具合にメリットがあります。何より、電話を始めてから「飲み物ほしい…!」となっても用意できないですからね(して頂いても良いですがお金がかかった時間内ですので…もったいない気も)。
その他環境を整える、となると机をきれいにしたり、ソファーにもたれてゆっくりお気に入りのお香など焚きながら…というのもいいでしょう。
あるいはそのままの状態、物が雑然とある状態こそリラックスできる、という方もおられるでしょう。
この辺はその方それぞれの方法をとって頂ければOKです。それが対面式のカウンセリングにはない、オンラインカウンセリングのメリットの1つですのでね。
コツ2 相手も緊張しています
続いてのコツは、相手も緊張していますよ!とうことです。コツと言いながら僕の宣言になっている…なんだそりゃって感じですが。
要は緊張しているのはあなただけではないですよ、僕も一緒ですよー!ということです。もちろん僕はご相談をお受けする側なのであからさまに震えていたりはしないですが(^_^;)
ただ、やっぱり初回の方は特に僕としても緊張感があります。(二回目以降の方に対して気が緩んでいるわけではないですが)
どんな方がお相手か分からないというのは、相談される方から僕を見たときと同様、僕も同じ気持ちです。
初めての方にお電話をする際は、緊張するような早くお相手の方の声を聞いてホッとしたいような不思議な気持ちです。
そしてえてして、電話をしていざお話が始まればすぐにいろいろな不安を忘れて相手の方とのお話しに自然と集中していきます。
いつしか緊張感など忘れ、終わる頃には話して頂けて良かったなとまたまたホッとしています。
この流れ、恐らくですが相談者の方も多かれ少なかれ似た感覚なのではないかなと思うのです。もちろん、そもそも緊張しないという方もおられるとは思いますが(笑)
意外とこの、相手の立場を想像する…というのは大切なテクニックでもあります。
たとえばスポーツでの大会の場面。試合で緊張してしまうときに、「相手も緊張している」と思うだけでも少し気が楽になったりします。
あるいは大勢の人の前でスピーチをしなければいけないとき、「聴いている側は自分が思っているほど注目していない」と思うとこれもまた気が楽になったりします。スポーツの例とは逆の気の落ち着き方ですね。
いずれにしても、辛いときや苦しいときほど人間は自分のことで手一杯になってしまうものですが…一歩視野を引いて相手の立場になってみる、というだけでも見方が変わることってあったりします。
電話相談のときでも、同じことが言えるかもしれません。と思いこの方法をコツ2としてみました。
なにを隠そう、僕自身が緊張したときにこの方法を使ってますからね。
対人援助の仕事をして10年以上になりますが、僕の場合いまだに初めての方のお相手は対面でも電話越しでも緊張感があります。
それ自体が良いかどうかは賛否両論かもしれませんが…僕自身としては、初心忘るべからずということでプラスに捉えておこうと思います(笑)
そうして緊張するとき、「でもきっと緊張感があるのは僕だけじゃない」と心の中で思い浮かべてから電話をしたりしますので…。
電話相談や、他の場面でもこのコツが役立つ場面があれば幸いです。
とまあ、いろいろ書いておいてなんですが…究極を言ってしまえば緊張しているなら緊張していてもOK、という考え方もありますしね。
百聞は一見に如かず、緊張が消せないのなら電話をしてしまおう、というのも一つの作戦です。
これも誰しも経験があるのではないかと思いますが、未知の世界も飛び込んでしまえば自分のもの。
ウソのように緊張が解けたりしますしね。
相談される際、遠慮はご無用!
なんにしても、当相談に電話をされるということは相談者の方はお金を支払われています。
ですので気を遣ったり遠慮したり、こんなこと話して大丈夫かな…うまく話せるかな…といった内容についての心配は不要です。
その辺は僕の仕事ですからね…頂いたお金分かそれ以上の収穫を得て頂けるよう、その方に合わせてプロとして対応いたしますので。
相談される方は、ドーンと偉そうなぐらいに来てもらってもいいわけです。ちょっと言い方が極端かもしれませんが。でもお金を払って相談をするってそういうことですよね。
60分5500円払ったぞ、どうだお前にその料金分の話ができるのか…!というスタンスでも全然間違いんですよね(そうしたい方がいるかは別として)。
ですので、相談される際は遠慮する必要はありません。もし不安なことなどあれば事前にお問い合わせフォームから相談して頂く方法もありますしね。
ご相談者の方はリラックスして、僕は頂いたお金に見合うよう一生懸命緊張感をもって…が当相談室の目指すところかな、と思った次第です。
まの☆言葉と発達障害と心の専門家さん