こんにちは、まのです。
以前からときどきここでご報告させて頂いていますが、月に1回訪問支援に入らせていただいている保育園があります。
僕と、僕が非常勤として勤めている施設のPT、OT、もう一人のSTの計4名で訪問しております。
3月は昨年度末ということもあり、今年度の訪問の締めくくりとなる月でした。
年度末=年長児さんたちと会えるのは最後の機会…ということで、僕としてもなかなかに感慨深い日でもあり、微笑ましかったり寂しかったり。
というわけで今回は、その最終日の様子などをここでお伝えしたいと思います。
なお、過去の保育園訪問関連の記事は↓に貼っておりますのでご興味をもって下さった方は覗いて行ってもらえると嬉しいです(*‘∀‘)
↓にリンクを載せきれていない記事もありますので、タグの「保育園」をクリックしてもらったり保育園で検索をかけて頂いてもたくさん出てきます☆
最終日はいつもと違う特別な時間に
年長さんが卒園を迎えるにあたり園長先生の粋な計らいで、子どもたちとじっくり遊ぶ機会を作っていただきました。
いつもだと一部の、いわゆる『ちょっと気になる子』や『発達障害の診断が出た子』を中心に関わらせて頂くことが多いのですが。
今回は特別ということで、全てのお子さんたちと徹底的に遊ぶという日に。
というのも、3年ほどこの活動を続けていることもあってお子さんによっては「自分も遊びたい!」と言ってくれていたりで、ちょっと申し訳ない気持ちになることがありました(;’∀’)
そういった背景もあって、「一部のお子さんとだけでなく、園児さん全員と遊んじゃって!」という時間を用意して下さったのです。
そこで突然、保育士さん方からちょっとした無茶ぶりが(笑)
「セラピストの視点で、全体でできる遊びをやりましょう!」ということになり、その場の勢いで各学年に合わせた「風船遊び」を考えて実践しました。
年少さん・年中さんは線を引いて輪になり、みんなで順番に風船ラリーを続ける遊び。
僕は輪の真ん中に入ってバタバタする役をしていました(笑)
年長さんになると少し難易度を上げて、伝言ゲームと風船リレーを組み合わせたような遊びに挑戦しました。
先生方の臨機応変なご協力もあり、アドリブで作り上げた場としてはなかなか盛況だったのではないかなと(*‘∀‘)
みんなでワイワイ遊びながらも、園児さんたちが協力してゴールできる達成感を共有できる盛り上がりになったのではないかなと思います。
それぞれの年齢なりの成長が感じられて、すごく良い時間になりました。
3年間で感じた成長と、園の「待つ」姿勢
最後に、園長先生や保育士さんたちが「今年度の教室の締めくくりだよ」と、年長さんたちとの特別な時間を作ってくださりました。
年長さん一人ひとりが、みんなの前で「楽しかったこと」や「頑張ったこと」を順番に発表していく時間です。
3年前から関わっている子どもたちなので、その立派な姿に僕自身もなかなかに感極まりました。
この園について、いいなと思うところがたくさんあります。
それは過去の記事の中でも何度となく取り上げているのですが、今回も改めて感じたことがあります。
今回で言えば、
「やりたい子はやる。でも『今日はできないな』と思う子は、無理にさせない」という場面がありました。このように、園児さんの自主性をとても大切にされていることです。
みんなの前で発表する時間でも、発表するかしないかは園児さんたちが自分で決めます。
発表しない、という選択をしたお子さんに対しては「そういう日もあるよね」と、先生方が子どもの気持ちを受け止めています。
だからこそ、頑張って言えた子は「できた!」という大きな達成感を得られますし、言えなかった子も「次は頑張ろうかな」「言える時に言えばいいんだ」と、プレッシャーなく次に向かうことができるのだと感じています。
園児さんたちの「自主性」を本当に大切にされているんだなと、改めて実感する時間でした。
最後の挨拶では、僕も園児さんたちの前でお話しさせてもらいました。
子どもたちが発表してくれた「楽しかったこと」というテーマに乗っかって、「みんなと一緒に給食を食べる時間がすごく楽しかったし、美味しかったよ!」と伝えさせてもらいました。
オンラインの枠を超えて、地域に安心を届ける
新年度も引き続きこの保育園には関わっていく予定です。
馴染みのお子さんたちの成長を見守りつつ、新しいお子さんたちとの出会いも今から楽しみで、改めて頑張っていきたいと気を引き締めています。
そして現在、この3年間お世話になっている園での取り組みや経験を、他の保育園さんへも貢献できる形に広げていけないかと準備を進めているところです。
まのぱぺ相談室は、発達障害関連の悩みをお持ちの方や、子育てに悩む方のためのオンラインカウンセリングを軸にしていますが、こうした地域での対面活動も引き続き大切にしていきます。
保育園での関わりでは、診断が出ているお子さんもおられれば、「少し気になるな」ということでご相談を頂くお子さんもおられます。
今は発達障害や子育てに関する情報が良くも悪くも世の中に数多く出ているため、お母さん方も、そして保育士さんたちも「これで大丈夫なのかな?」と不安を抱えやすい時代です。
だからこそ、環境設定や関わり方の工夫が必要なところはしっかりお伝えしつつ、一方で「この年齢であれば、これぐらいのことは心配しすぎなくて大丈夫ですよ」と、安心を手渡すことも専門家の重要な役割だと思っています。
まのぱぺ相談室では大人の方のご相談も、お子さんの成長に関するご相談もお受けしています。
こうした保育園と関わらせて頂く場面では特に、保育士さんやお母さん方が、安心してお子さんと向き合えるようなお手伝いをこれからも大事にしていきたいと思っています。
この記事を書いた人:まの (まのぱぺ相談室代表)
【保有資格】
言語聴覚士 (国家資格) / 公認心理師 (国家資格) / 正規Keep Safeインストラクター修了
【主な経歴・実績 (臨床経験10年以上)】
- 元・看護専門学校 非常勤講師(リハビリ概論/言語・高次脳機能障害などを担当)
- 急性期病院での小児~成人リハ (失語症、嚥下、高次脳機能障害)
- 1歳~18歳までの支援 (発達障害、ことばの遅れ、吃音、緘黙、学習障害など)
- 重症心身障害児・者リハビリテーション
- 保育園へ毎月訪問し、保育士さんとの意見交換業務を継続中
- 学会での発表実績あり (令和8年も発表に向けて準備中!)
【リアルタイムでの活動・告知】
※ライブ配信のスケジュールやはTiktokのストーリーでお知らせしています。

