まのぱぺ相談室

2月のまのぱぺ相談室の予定と余談 (友人が抑うつ寸前な話)

こんにちは、まのです。

2月の相談カレンダーが出来上がりましたのでお知らせいたします☆
プラス、月1回謎の恒例となっている余談の回でございます。今回は心を病みかけている友人の話…ということで、多少心理的な話も絡んだり絡まなかったり。

あまり神妙に書くと、余談なのにただただ重たい話になってしまいそうなので…できるだけカジュアルに書かせて頂きました。

ではまず本題、2月の電話相談可能日についてです。
メッセージ相談や夜間相談に関しては例外がありますが、予約カレンダーは下記に準じています。

ちなみにすでに当相談室の予約カレンダーには上記お休みは反映されています(予約がとれないようになっています)ので…ご利用される方が1つずつ把握して頂く必要はありません!そこはご安心ください☆

また、予定につきましては都合により変更などもあるかもしれませんが、何卒ご容赦頂けると幸いです。

2月お休み日

3(月)、4(火)、8(土)、10(火)、15(土)、19(水)、20(木)、24(月)、25(火)、28(金)
以上がお休み予定日です。

おまけの余談 (数年ぶりに会う友人がメンタルボロボロだった)

さて、ここからは余談となります。
タイトルにもある通りですが、数年ぶりに会った友人A氏がメンタルボロボロでした。

彼は高校時代からの付き合いなのですが、昔から一風も二風も変わっていて相当愉快なやつです。
全盛期は迷彩服とバンダナ、懐にウイスキーの瓶とタバコを携え街中の待ち合わせに登場しておりました。
コスプレではありません。むしろこれ以外をしばらく見なかった程度に普段着です。

そんな彼は破天荒すぎて、生き様もかなり我が道を切り開いていくというスタイルで。
一人暮らしなのに築数十年、まっくろくろすけとカオナシが夢の競演を果たしていそうなお家を借りて住んでいます。
4K庭付きでありながら、1Kの僕の家より家賃が安いです。

そんな彼ともここ数年会う機会がありませんでした。
僕としては会いたかったのですが、彼はマイペースすぎて連絡をとるのも大変なのです。
そもそもLINEを使うようになったのもここ1年ぐらいですし。

ちょっと迂闊だったのは、仲間内のグループLINEを見ているだろうという油断もありました。
グループLINE内で、近々会おうよという話が出ても、彼はその話に参加すらせず。
名指しで呼んでも反応なしで、既読だけつくといった感じ。
グループLINEのメンバーも、彼のマイペースさは知っているのであまり気に留めていませんでした。

ただそんなこんなで気づけば数年(3年ぐらいかな?)。さすがに気になってきたので、僕は個人LINEにメッセージを送り酒でも飲もうと誘いました。
すると案外、すぐに返って来て会えることに。
このときに『グループLINEより直接声かけた方がよかったな…』とようやく気付きました。

さて友人B氏も含め3人で予定を合わせることができたので、18時に店を予約したのですが。
当日の17時ごろにA氏から連絡がきました。

「すまん、今日行けないかも」
しかも声が瀕死です。まっくろくろすけが通り抜けるための隙間をあちこち確保しているようなお家ですから…寒さがこたえて風邪でも引いたのかと僕は思いました。
よくよく話を聞くと確かに風邪は引いていましたが、それは体ではなく心の風邪でした。

というのも、当日彼は仕事が休みなわけですが、朝からその時間まで自主的に出勤して無給で仕事をしていたというのです。
聞けば、出勤の日は朝5時から21時まで働いているとか。

そしてそうまでしてもなお、仕事が終わらないため今日の出席が難しいかも…と言うのです。

それはとんでもないブラック企業では、と僕が言うとA氏は
「仕事が遅いのは自分のせいだから」
と言います。いやいや、社員としての責任とかのレベルを超えてますって。無給でそこまで働いて思い詰めないとけいないのは、もはや会社側の管理の問題ですって。

というか、懐からスキットル(海外の兵隊さんとかが持っている鉄製のミニボトルみたいなの)を出し、ジッポーでタバコを吸っていたあのアウトローさはどこへ行ったのか。
高校を卒業してすぐに四国のお遍路さんを自力でやり遂げ、そのまま自衛隊へと入隊していったあのワイルドさはどこへ行ったのか。

会社ってこわい。いや、それはもういろいろな巡り合わせの結果の今なんでしょうが、そんな社畜スタイルの生き方はA氏には似合わない。
せめてそのスタイルで行くなら家を引っ越してくれ。でないと整合性がとれず僕の頭はパニックです。
まあ引っ越してくれは冗談としても、ちょっとこれはストイックさが誤った方向に行っている気がします。マズイ兆候ではないかと。

彼がそうかはひとまず置いておくとして、ストレスがかかりすぎると視野が狭くなってしまいますので。自分を責めたり、ここを辞めたら自分はおしまいだ、という極端な思い込みに走ってしまいやすいんですよね。

僕はひとまず話を聞き、20時には仕事を切り上げられそうということなのでB氏と飲みながら待つことにします。

A氏が来たのは21時手前ごろ。
僕とB氏は大喜びです。なにせ我々には、A氏からしか得られない栄養があります。最近人生に何かが足りないな、と思っていたらそういえばA氏でした。ええ、多分ですが。そういうことにしておきましょう。

店に到着するまでは、仕事を切り上げてきた葛藤というものもあったようですが次第に元気を取り戻していく様子がありました。

「いやー、誰かに話せるってこんなに楽だと思わなかったよ」
としきりに彼は言っておりました。だから前から誘ってたんだけどな…と思いつつですが、その考えに至る余裕もないほど追い詰められていたのでしょう。

「これからちょこちょこ飲もう」
と僕とB氏が言います。そうです、2、3か月に1回ぐらい集まるだけでも負担はずいぶん違うはず。それが友人同士でできることに違いない。

「そうだ、そうしよう」
とA氏が賛同します。よかった、と胸をなでおろそうとした矢先。

「じゃあ次はお盆ぐらいかな」
とA氏が言い、僕とB氏がズッコケます。けっこう先やな…。

なんだかよく分かりませんが、謎にフラれた気分です。我々の心配をよそにA氏はどこまでもマイペースでした。
それぐらいのマイペースさが仕事でも生きればいいんですが…世の中なかなか難しいものですね。

というわけで今回は、久しぶりに友人と会ったら、抑うつ状態に踏み入れ直前ぐらいの状態だった、というお話しでした。

改めてですが…いかに思い詰めすぎたり1人で考えすぎたり、といった状況が自分を客観的に見ることを難しくさせるか。考えさせられる場面でもあったなと思います。

ちなみに身近にこうして病みかけている人(あるいは病んでいる人)がいる場合、僕はそのときはカウンセラーという職業病が出ないように気を付けています。

というのも、友人や同僚、親族といった相手に対してカウンセリングはできないからです。
理由を説明すると長くなってしまうので割愛しますが…気になる方は多重関係、という言葉で検索して頂くと出てくるかと思います。
まあそもそも多重関係がどうのという以前に、カウンセリングを望んでいない相手にそうした接し方をするのもおかしな話ですしね。

その中で中途半端にカウンセラーぽいことを言うのは、お互いにとって良くないと思っていますので…あくまで友人なら友人らしく、家族なら家族らしく接するようにしています。
もしかして、そう考える時点で通常と接し方が変わってしまってるんですかね?難しいです。
そんなときはお酒で解決することにしています。一緒に飲める相手なら飲んでしまって、難しいことは忘れることにしましょう(笑)

なんにしても皆さま、仕事を頑張るのは大切だと思いますが…時々でもいいので自分をリセットし、自分にとって何が大切なのか思い起こす時間がとれると良いなあと思った次第です。

まの☆言葉と発達障害と心の専門家さん

上部へスクロール