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「どんな人が出てくるか怖い」あなたへ。カウンセラーの僕がTikTokライブで「顔出し」を始めた理由

こんにちは、まのです。
今回のテーマはちょっとしたご報告と、僕が最近考えていることについてです。

すでにお気づきの方もおられるかもしれませんが、実はここ最近ひっそりとTikTokでの「ライブ配信(生放送)」を始めました。
なぜここで先にお知らせしなかったかと言いますと、
・慣れるまで少し時間が欲しかった
・顔出しということに、抵抗感を感じる方もおられるかも?

という2点が主な理由です。
ですがこれまで8回ほど(執筆時点)配信をしてきて、僕が顔を出して話すことが相談される方の安心につながるのでは…という思いが強くなりこのたびここで告知とさせて頂きました。

今のところは主に夜な夜な、カメラの前で皆さんからのコメントにお答えしたり、お悩み相談をお受けしたり雑談をしたりしています。

今回はなぜ僕がこの「ライブ配信」という場所を選んだのか。 そして、そこで何をしようとしているのか。今後のまのぱぺ相談室は一体どうなるのか…!?
と無駄に力を入れてみましたが、まあ深い意味はありません(;・∀・)

とはいえこういう所信表明というか、この相談室がどういう場になってもらいたいのかという気持ちは定期的に発信した方が良いと思っていますので。

TikTokライブというものをきっかけに、僕が今考えているまのぱぺ相談室の今後やオンラインカウンセリングが目指す位置などをお伝えできる記事にもなればと思っています。

さて、本題に入る前に。

カウンセリングの「ハードル」を、もっと下げたい

僕がこの「まのぱぺ相談室」を立ち上げた時から今も、大切にしている理念があります。
それは「カウンセリングというもののハードルを下げたい」ということです。

心に悩みを抱えた時、専門家に相談するという選択肢はまだまだ日本には根付いていません。

欧米では『歯が痛くなったら歯医者に行く』と同じように『最近調子悪そうだね?カウンセリングに行ってきたら?』という会話がなされます。
それを思えば、ひと昔前よりはずいぶん理解が進んだと思いつつも、まだまだ日本人にとってカウンセリングというのは未知であり怖くもあり、非日常の存在なのではないでしょうか。

「こんなことで相談していいのかな」
「どんな先生が出てくるんだろう」
「怒られたらどうしよう」

そんな不安が壁になって、本当に助けが必要な人が誰にも繋がれないまま孤立してしまう。
そういった状況がまだまだありふれてしまっているのが現状だと感じています。
それはオンラインカウンセリングを始める前から医療・福祉の現場で感じていたことですし、今ではより一層確信をもっていることです。

だからこそオンラインという形を選び、こうしてコラムや動画で情報を発信してきました。

「僕は怖くないヤツですよ」「こういう考え方をしている人間ですよ」
と伝われば…ということで、少しでも安心してドアを叩くことにつなげたいという思いからです。

ですが、やはり「文字」や「録画された動画」だけでは伝えきれない温度感がある…ということを感じてもいました。
そこで選んだのが、リアルタイムでやり取りができる「TikTokライブ」という方法です。

なぜ、顔出しをしているのか?

TikTokライブを見て驚かれた方もいるかもしれません。
「えっ、まのさん、顔出してるじゃん!」と。
ほんと、なんの予告もなく始めてしまったので…すみません😂

普段のYouTube動画では僕は顔を出していません。
当サイトのプロフィールでもイラストを掲載しています(顔出ししている今となっては、イラストが美化されたものになりすぎて戦々恐々です)。

そして当まのぱぺ相談室のご相談者さんも「顔出しなし・匿名」で相談できることをメリットとしています。
それなのに、なぜライブだけとはいえ僕は顔を出しているのか。

それは、ご利用される方の安全確認になれば、という思いからです。

カウンセリングを申し込むのって、ものすごく勇気がいることが多いと思います。
その緊張状態で相手の顔が見えない状態でお金を払って、自分の深い悩みを打ち明ける。

その方法にもメリットもあると考えていますが…ですが、やはり「顔や雰囲気が分かることでの安心感」というものもあるように思います。
だからこそ、「僕の方だけ」顔を出します。

「あ、こういう顔のおじさんがやってるんだな」
「喋り方はこんな感じか(あるいは、ちょっとクセがあるな笑)」

といった感じでしょうか。
ただ一応補足させて頂きたいのは、ライブ配信という特性上、けっこうテンションを上げてしゃべっています。
そして配信で僕が黙ると放送事故になってしまうので…かなり間を詰めてしゃべっています。
この点については、カウンセリングの場面ではこんなに話しまくっていない、ということは誤解無きようお願いします😂

ともかく意図としては、ちょっと過激に言うなら僕というカウンセラーの値踏みかもしれません。大切なお金と時間を費やしてカウンセリング先を選ばれるわけですから、僕としてはガンガン値踏みし、相手を選んでもらえたらと思っています。

ライブ配信はいわば、まのぱぺ相談室の「オープンキャンパス」みたいなものです。
もちろん、見に来てくださる皆さんは顔を出す必要はありませんし、匿名でコメントできます。あるいはコメント無しでラジオ感覚で聞き流して下さるだけのご参加も大歓迎です。

「どんな人がやってるのかな?」と、こっそり覗きに来て「これなら大丈夫そうだな」と安心してもらう。そのための「顔出し」だと思っていただければ嬉しいです。

配信でできること、できないこと

配信で扱う内容は、基本的にはこの相談室と同じです。あるいは話の流れ上、嚥下や介護、失語、吃音などここであまりメインに出てこない話題になったりすることもあるでしょう。
正直、日によっては結果的に雑談メインになっていたということもあります。それはそれで、リスナーさんが喜んで下さるなら僕としても楽しくもあり嬉しくもあります。

ただメインは発達障害のこと、愛着障害のこと、パーソナリティ症のことと銘打っています。

これまで頂いたご相談では、本当に多様な悩みが寄せられます。
仕事の愚痴、恋愛相談、お金の管理の話、ママ友との人間関係、あるいは「今日こんなことがあって辛かった」という吐露まで。
まだ8回の配信を終えたあたりと思えば、よくいろいろな方が来られコメントをして下さっているなあと感嘆したりします。

ライブ配信の良いところの一つには、「無料」で「気軽」ということが挙げられると思います。
カウンセリングを予約するほどではないけれど、誰かに聞いてほしいこと。ちょっとしたモヤモヤを、その場でコメントして、僕が拾って、みんなで「大変だよね」と共有する。

耳だけで楽しんでもらってもいいですし、コメントで参加してもらってもいい。
そんな「サードプレイス(第3の居場所)」になればいいなと思っています。

あ、せっかくサードプレイスの話題が出たので関連する過去の記事を貼っておきますね。
サードプレイスについて興味をもたれた方はよかったら↓も読んでみてください。

ただ、一つだけお伝えしておかなければならないのは「個別のカウンセリングとは違う」という点です。
配信にはたくさんの方が来てくださっていますし、僕も一人の方だけに向き合うのではなく、リスナーさん全体に気を配りながら進行する必要があります。
また、文字だけのコメント情報では、背景にある事情をすべて把握することはできません。

ですので、配信の中でお答えできるのは、あくまで「一般的なアドバイス」や「僕ならこう考える」という範囲に留まります。
専門家として「線引き」をしながら、それでもその場でできる精一杯の言葉をお返しする。
そんなスタンスでやっていることは、ご理解いただければ幸いです。

なぜ、TikTokなのか?(切実な経営のお話)

さて、ここからは少し経営者としての、ちょっとぶっちゃけた話をします。
僕がTikTokライブを始めようと思った背景には、「カウンセリングの料金を上げたくない」という思いがあります。

現在、まのぱぺ相談室の電話相談は60分5,500円という価格設定でやらせていただいています。
業界の相場から見れば、決して高くはない設定だと思います。

なぜこの価格にこだわっていきたいと思っているかというと、答えはけっこう切実です。
「心理支援が本当に必要な人ほど、経済的な余裕がない」という現実が多々あるからです。

働きたくても働けない。人間関係でつまづいて、キャリアを中断せざるを得なかった。周りからお金の援助を受けられず、母親1人でお子さんたちを支えている…。

などなど事情は様々ですが、いずれにしても苦しい状況にいる方に「1回1万円です」と提示するのは僕としてはしたくありません。
それに、僕が提示したとしても現実問題として経済状況が困窮されている方が1回1万円の相談を選択肢に入れることは難しいでしょう(1回5,500円も苦しいとは思うのですが)。

ですが一方で僕も生活をしていかなければなりません。
フリーランスとして生きていくためには、売上を立て、自分自身の生活も守る必要があります。

ここでジレンマが生まれます。「売上を上げるためには単価を上げるしかない。でも、単価を上げれば、本当に届けたい人に届かなくなる」

この問題を解決するために僕が出した選択の一つが、「間口を広げること」です。
TikTokライブという、無料で誰でもアクセスできる場所で、まずは僕のことを知ってもらう。 「まのぱぺ相談室」という存在を、もっと多くの人に認知してもらう。

そうやって相談に来てくださる方の母数が増えれば、単価を上げなくても、この事業を継続していくことができます。
また、他の事業形態も含めていろいろと考えていますが、いずれにしても多くの方にまのぱぺ相談室を知って頂くというのは間違いなくプラスになります。

つまりTikTokでの活動は、「個別相談の料金を据え置きで守り続けるため」の挑戦でもあると考えています。

ビジネス的な言い方をすれば「集客」という言葉がシンプルでしょう。
僕の中では、これは「僕の理想(安い価格で支援を届けること)」と「僕の現実(生活を守ること)」を両立させるための、大切な手段だと思っています。

なにせ、カウンセラー自身が健康で元気でないと人を支えることなどできませんから…きちんと仕事として成り立ち、僕自身の人生が安定するというのはまのぱぺ相談室にとってもとても大切なことなんです。

まずは「3ヶ月」の挑戦

とはいえ、TikTokも簡単な世界ではありません。
ライブ配信の仕組み上、ある程度継続してアルゴリズムに乗らないと、多くの人には届かないと言われています。
なので、まずは3ヶ月必死にできる限り配信を続けるという当座の目標を設定しています。
この期間は試行錯誤しながら、泥臭く時間を割いてやってみようと決めました。

昼間の予約枠をクローズして配信することもあるかもしれません。
「まのさん、また遊んでるの?」と思われるかもしれませんが(笑)
これは僕なりにこの相談室を長く、安く、続けていくための「仕事」として取り組んでいます。

ぶっちゃけて言うと、配信が楽しいのも事実ですがそれ以上に疲労がすごいですし(;・∀・)
辞めていいなら辞めてしまいたいと、自分で始めたくせに思ったりもします(笑)
この辺は慣れも必要でしょうね…。

まだ手探りの毎日で、配信トラブルがあったりうまく喋れなかったりすることもあります。
ですが、リアルタイムで皆さんと繋がれるこの時間は僕にとって楽しみの一つになりつつあります。

もしお時間が合えば。
ふらっと、ラジオをつけるような感覚で遊びに来てください。
「あ、こんな人がやってるんだな」と確認しに来るだけでも大歓迎です☆

新しい挑戦を始めた「まのぱぺ相談室」を、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

一人で抱え込まず、専門家に相談してみませんか?

単発のご相談から、定額プラン、LINEでのミニ相談まで。
ご自身のペースに合わせた具体的な作戦を一緒に考えます。


この記事を書いた人:まの (まのぱぺ相談室代表)

【保有資格】
言語聴覚士 (国家資格) / 公認心理師 (国家資格) / 正規Keep Safeインストラクター修了

【主な経歴・実績 (臨床経験10年以上)】

  • 元・看護専門学校 非常勤講師(リハビリ概論/言語・高次脳機能障害などを担当)
  • 急性期病院での小児~成人リハ (失語症、嚥下、高次脳機能障害)
  • 1歳~18歳までの支援 (発達障害、ことばの遅れ、吃音、緘黙、学習障害など)
  • 重症心身障害児・者リハビリテーション
  • 保育園へ毎月訪問し、保育士さんとの意見交換業務を継続中
  • 学会での発表実績あり (令和8年も発表に向けて準備中!)

【リアルタイムでの活動・告知】

※ライブ配信のスケジュールやはTiktokのストーリーでお知らせしています。

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