こんにちは、まのです。
今日の記事は僕が運営しているyoutubeチャンネル、まのぱぺちゃんねるのご紹介です。
月1回程度の頻度で定期的に直近の動画をご紹介させて頂いています。
なんだか最近はTikTokがじわ伸びしておりもう少しでフォロワーさんが200人に到達しそうです。宣伝費などかけず、地道にちょこちょこと更新してきたのでカメの歩みですが…着実に見て下さる方が増えているのは嬉しい限りです!
ちなみに毎度ながら、まのぱぺちゃんねるがどんなチャンネルなのかを改めてご紹介すると…発達障害に関する(+加えて医療や子育てなど)正しい知識を清く、正しく、面白く!発信していこうというコンセプトでさせて頂いております。
落ち込んでいるときや疲れているときでも見やすいよう、テンション控えめゆるく、でも発見のある…ということを忘れないように発信しています。
ではここから、ショート動画のご紹介へGO!
ASD(自閉スペクトラム症)とADHDの違いを一言で表した1本
まず最初は当チャンネルでも王道路線な神経発達症(発達障害)に関するお話しから。
この考え方は意外とありそうでなかったかもしれません。
そもそもASDとADHDはなぜ合併しやすいのか、二つの本質的な違いはあるのか…考えるほどに不思議なこの二つ。
まのぱぺ相談室の公式LINEを読んで下さっている方はご存知かと思いますが、僕も自閉スペクトラム症の原因についていろいろと調べてはいるのですが…最終的には様々な要素の複合、という答えまでが現時点で言えることであり、それ以上の確かなところは不明なのだと思います。
となると、この二つの発達障害特性をどう捉えるか…なのですがその1つの視点として、動画内でお話ししているものは頷けるところが多々あるものだと思いました。
難聴や耳の遠い高齢者の方と話すときに注意してほしい補充現象
お次は補充現象、という耳の聞こえについてのお話しをさせて頂いた1本です。
この補充現象(リクルートメント現象)というもの、意外と医療や介護の現場の人間も知らなかったりします。
そういう意味でも、より多くの方に知って頂きたい内容でもあります。
幸いというかyoutubeでかなりの高確率で高評価を頂け、初めて1000回再生を突破しました。
TikTokだと1万回再生を超えた動画が2本あるのに、youtubeはようやく1000回初突破…と思うとしんどいとも思っちゃいますが。
少しずつチャンネルが成長している、ということで喜んでおきましょう。
さて、ショート動画1分と言ったって見ている時間が惜しい!というタイパ重視の現代人な方のために少し動画のネタバレをしますと。
補充現象というものは、加齢や内耳(鼓膜より耳の内側、神経など)の異常による難聴のときに起こる現象です。
音の刺激に対する調節がうまく効かないイメージで、ちょうど心地よいと感じる音の大きさの範囲がすごく狭くなってしまうんです。
この結果何が起こるかというと…少し大きな音が耳に入ると、とても刺激が強く不快に感じるということが起こります。
一方で、話しかける側は耳が聞こえづらい相手に対してつい大きな声で話しかけてしまうので…結果、補充現象がある聞き手の方は耳が痛かったり苦痛を感じたりする、ということが起きがちです。
対策としては、いきなり大声での声かけは避け、耳元でゆっくりはっきりを意識して話しかける、口の形も見せながら話す、身振りなども交えながら話す、といったものが考えられます。
人がギャンブルにはまる心理を解説した1本
続いては放課後等デイサービスの動画とどちらにしようか迷ったのですが…放課後等デイサービスの動画はTikTokでもコメントの反響がけっこうあるため、単体で1本コラムを書こうと思います。
なので今回はご紹介せず。
なぜ人は勝てるはずのないギャンブルにはまるのか?というテーマで撮った動画を貼らせて頂きます。
動画内で話しているのは、ギャンブル特有のランダムな報酬が人を強烈に惹きつける、という内容ですが。
これは学習認知心理学という学問の分野で有名な話だったりします。
そしてこの学習認知心理学、僕は個人的にかなり好きであり、特にリハビリスタッフや人を指導する立場にある人にとってはとても大切な分野だと思っています。
すごく簡単に言うと、学習というものの意欲、モチベーションに関すること。人が何かを学習するにはどういった仕組みが働いているのか、ということを明らかにするものです。
そして今回のギャンブルの例にも当てはまる通り、世の中には巧みにこの学習認知心理学というものが使われ人は誘導されています。
こう書くとなんだかとても恐ろしい陰謀論のようでもありますが…そうではなく、単純に何か物を売ろうとか購買意欲を上げよう、自分のところのコンテンツに人を呼ぼう、と思ったときに行き着くのは人の心理を掴むテクニックなわけですね。
と、この話は書き始めるとどんどん脱線していってしまいそうですので。またいずれ、コラムか動画などでもちょこちょこと触れていけたらと思います。
ちなみに僕の著書に少しだけ、人の学習というものに触れた記載もあったりしますので…宣伝がてら貼っておきます(笑)

ちなみに電子書籍版は99円で売ってきましたが、発売1周年となる2月6日から550円に値上げ予定です(紙版は990円のままです)。
ご容赦くださいませm(__)m kindle Unlimitedは今後も対応したままの予定です。
少しでも安心感を与えられるように…さりげない工夫がかっこよすぎた講師の話
最後はこちらの1本です。
講師の先生は、恐らく自閉スペクトラム症傾向のある方への配慮を主として、このような工夫をされていたようです。
すっごく余談なのでここだけの話ですが…この学校の先生で僕の恩師である先生はご自身のことを「発達障害だ」と明確に宣言しておられました。
確かに話を聞けば聞くほどまごうことなき自閉スペクトラム症の特性のオンパレードであり、その中で社会性というものを身につけられ、ご自身の経験を活かしながら障害をもつお子さんや、後進の支援者の指導にもあたっておられるとても熱心で愛情深い先生でもあります。
その先生が、視覚過敏というかこの動画内の先生の懸念通りというか。周囲の方の服装が刺激になってしまうことが多々あるそうで。
「今日の〇〇先生の赤い派手な服は私への挑戦に違いない」と言って、他の先生の服装いじりをしながらも自虐的に笑っておられました。
そんな感じで、笑い話にしながらよく発達障害あるあるを授業中に話て下さっていました。
おかげで「お前の〇〇なとこ、めちゃ症状やん」「自分なんてこういうことしちゃうけど、もろ発達障害だ」と、わりとクラスメイト同士違和感なく口にして冗談にできる風潮がありました。
障害特性をネタにする、というのは賛否両論なのかもしれませんが、「こんな風に障害のことを喋笑っちゃっていいんだ」と感じるシーンを日常的に体感していたので…そういう経験を経て、僕たち当時の学生は『発達障害がネガティブなもの』という概念を知らず知らずのうちにぶち壊してもらっていたのかもしれない、と今回ふと思ったりしました。
……良いように考えすぎかもしれません。
先生は好きなように喋りたいことを喋っていた説も普通にありえると思います(笑)
このショート動画の講師の先生同様、信じたい真相を信じましょう(‘◇’)ゞ
おわりに
というわけで今回も4本のショート動画をご紹介いたしました。
話したいことはいくらでもあるんですが、編集時間が足らないのでなかなかコンスタントに動画を出せないもどかしさ…。
しかもこのたび、動画とは違った媒体での発信の提案を頂いたりもして。
どうしようかと思案中です。手を広げ過ぎてもいけないので核となる活動が何か、絞るべきなんでしょうが…すでに手遅れな気もしています。
忙しない者で恐れ入りますが、引き続き応援して頂けますと幸いです。
まの☆言葉と発達障害と心の専門家さん