まのぱぺ相談室

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過去50記事からのおすすめ記事TOP5(R7年上半期ぐらい編)

こんにちは、まのです。

以前に初めて通算50記事を超えた際、その中から推し記事を選ぶという回がありました。
その回から時を重ねて早半年。
再び50記事を積み重ねることができました…要は当まのぱぺ相談室開設から1年が近づこうとしている現在、ついに(?)100記事に到達しました!

というわけで前回の例に倣い、最近50記事の中から僕自身がおすすめする記事を5本選んでおります。
発達障害やメンタルケア、カウンセリングのことなどいろいろと取り扱っておりますが、ここで挙げているのはあまり他で見る機会の無いような記事が多いと思います。

『なんかいろいろ記事があるっぽいけど、どれから読んでええか分からへん』
と、そのようなありがたい感想をお持ちの方はここの記事から読んでみるのも良いのかも?

推し動画を選ぶ記事など、だいたいいつも4本選んでいるんですが、今回は1本おまけで入れたいものがあり5本としています。
ちなみにこれら5本の中では特に順位付けはしていません。順不同です☆

推し記事1 自閉スペクトラム症の原因は本当に先天的なのか?

まずはこちらの記事です。
よく、発達障害は先天的、愛着障害は後天的、というような説明をされることがあります。かく言う僕もyoutubeのショート動画でそう言ったことがあるんですが…。

実際のところは「本当にそうかな…?」と臨床をしていて疑問に思うことも多々ありました。
というわけで改めてこの疑問について、最新の知見はどのような考え方になっているのか整理してみた記事です。

タイトルにあるエピジェネティクス理論というものは、これ自体は昔からあるものなのですが今後重要になっていく考えではないかなと思っています。

推し記事2 発達検査や知能検査の見方で注意してほしいこと

続いてはこちら。
前後編なので2つリンクを載せていますが、まとめて1本として扱っています。

大人の方もお子さんに関しても、知能検査を受けた結果が頭から離れない…あるいは受けた方がいいか悩んでいる。という方に読んでもらいたい記事です。

くれぐれも僕が言いたいのは、検査なんて意味ない!ということではないですよ、という点は強調させてください。

ただ、恐らく世間の皆様が思っているほど知能検査って完全ではないし、ツッコミどころがたくさんありますよ、と。
そういったあいまいな部分も含め、どう解釈して活用するかが大切なんですよ!ということが言いたいために長々と前後編で書いてしまいました。

でもTikTokで検査について話した動画が一番伸びるあたり、皆さん不安なんだろうな…と。だからこそたびたび取り上げているテーマだったりします。

推し記事3 エビデンスという罠

3つ目にご紹介するのはこちらの記事。
我々医療従事者にとって、エビデンスというのは非常に大切な概念であることは間違いありません。
ただ、エビデンス化できないけれど重要なことっていくらでもあるというか…僕たちが関わっている心理や発達といった領域は、それこそエビデンス化できない部分の方が大切なんではないかなと思ったりしていました。

僕自身が、エビデンスから離れることもときには必要という思いと、それは都合良く自分の介入方法を正当化させるエゴなのでは?という思いの間で揺れることもあったりします。

そんなとき、とある研修を受けその講師の臨床心理士さんが言われていたことに救われたというお話し。

『アマチュアほど自分のもっている知識に頼ろうとし、専門家ほどそれを捨て去ることに尽力する』

記事内でご紹介していますが、この言葉は本当に名言…僕には非常に刺さりました。
エビデンスを根っこにもちながらも、そこに頼りきらない支援。その大切さを端的に表した言葉ではないでしょうか。

推し記事4 自閉傾向のある子と電車の関係性

4つ目は最近書いた記事です。
電車が好きだと発達障害がある?というなんともまっすぐすぎる考え方をお見掛けしたところからこの記事に至りました。

せっかくなので、電車のもつ嗜好性と男女差の関係なども書いています。

この記事、もちろん『好きなもの1つでその子の特性と結びつくほど単純なはずがない』ということも言いたいんですがもう1つお伝えしたい思いもあって書きました。

それは『自閉傾向のある子の行動には理由がある』ということです。
当たり前といえば当たり前なのですが、とはいえなぜ自閉傾向があると初めての場所でパニックになるのか、なぜお友達よりも物で遊ぶ方が好きなのか、なぜ手のひらをくるくるさせて遊び続けるのか…。

自閉傾向についてよく知らないと(あるいは知っていても)、彼らの行動はただただ非合理的で困ったものに見えてしまいます。
ですが、それぞれにはちゃんと理由があって、それを知れば見方も随分変わるんだけどな…という思いもあって書かせて頂きました。

記事の中で挙げた話で全て説明がつくわけではもちろんありませんが、理解の一助になればいいなと願っています。

推し記事おまけ サードプレイスを作っていた親父の話

最後はこちらの記事です。こちらは完全におまけ(笑)

うちの父親が79才にして一人で経営してきた居酒屋をついに閉めまして…。
そこで気が付いたのですが、小さな居酒屋ながらそこに集う人達にとってサードプレイスという大切な場所になっていたんだなと。

推し記事に入れるほど推したい記事かは迷いましたが、父親の居酒屋を開き続けたことに敬意を表し、記念的な感じで入れておきます。

まあしかし、居酒屋にしても商店街にしても本屋さんにしても、町から小規模の居心地の良い場が減っているのは寂しい限り。
とはいえイオン様は大変便利なので、そちらに足が向かってしまうのも必然だしイオン様には感謝しているしで複雑ですが。

最近、僕がいる地域では地域創生や地元での関りというところに焦点が当たっていて恵まれた環境でもあると感じています。
少しずつ地元の交流の場にも顔を出したりしており、できるところから地域というものを大事にしていきたいと思っている今日この頃。

それもあって地元密着を大切にする、という方向で近々サイトをプチリニューアルする予定です。
オンラインカウンセリングですので全国のご相談を受けられるメリットがありつつ、地元も大切にする。
そうすることで、ご相談者さんが転居した後なども長くフォローができることを強みにしたいなと考えています。

…と話が脱線しましたが、推し記事おまけ編のご紹介はここまでにしたいと思います!

おわりに

ということで推し記事4編+おまけ1編という形でお届けしました。
なんだかんだコラムは100本を超え、TikTokはフォロワーが700人手前、youtubeもようやく少し登録者数が増えてきて140人ほどになってきました。

ときどき各発信が滞ったりして恐縮ですが、もっと多くの方にまのぱぺ相談室を知ってもらい、欧米のように歯医者さん感覚でカウンセリングを使って良いんだ、と思ってもらえるよう身近な存在にしていけたらと思います。

今後ともよろしくお願いいたします☆

まの☆言葉と発達障害と心の専門家さん

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